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「食が血となり、血が肉となる」・・・食事の改善が大切
食生活や心の持ち方が、私たちの健康にとても大切であると書きましたが、これはつづまるところ、東洋医学
の「万病一元」という言葉に言い表せると思います。
万病とは文字通りすべての病気、一元とは原因は一つということで、
血液の汚れを指します。つまり万病一元とは「すべての病気は血液の汚れによって生じる」ということです。
その汚れた血液のことを「 血(おけつ)」といいます。「 (お)」とは滞るということですが、
川の水でも、流れが滞ればよどんで汚れてくるように、血液も滞るとやがて汚くなってきます。
また同じく東洋医学には、「食が血となり、血が肉となる」という考え方があります。肉というのは、五臓といって肝臓、心臓、肺、脾臓、腎臓の他、胃腸や膵臓などの各臓器を指します。
ですからこの言葉は、食べたものが、胃腸に よって消化され血液となり、血液が各臓器に栄養分を送り届けて養っているということです。
人間の体には臓器だけでなく、約60兆の細胞があります。
その細胞は皆、血液によって栄養分を運んでもらい、いらなくなった老廃物を持っていってもらいます。また酸素を受け取り、二酸化炭素を渡して生きています。
その血液が、過食や偏食、悪いものを食べたりすることによって汚れる、言い換えれば、血液の成分がアンバランスになったり、未消化の油や糖分が浮遊してドロドロになったりして血行が悪くなれば、当然、様々な臓器や体の各所に不調が生じるとういことになります。
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| 血液の中に未消化の糖分や脂肪が混じって粘りけが出て、赤血球が連なっている状態。 |
きれいな血液。 |
心の持ち方によっても汚れる血液
また、精神神経免疫学の面からもやはり、万病一元であると
いうことができます。心の持ち方やストレスの受け方が免疫機能に影響を与えるわけですが、免疫機能というのは、白血球(好中球、リンパ球、マクロファージなど)の働きを指します。リンパ球の中でもガン細胞を殺すことで有名なNK細胞は、不安や恐怖、絶望やうつなどによってその働きが低下することがわかっています。
マイナスの感情によって、白血球の機能が落ち、免疫力が低下して、その結果病気になりやすくなるということですから、これも血液の汚れにつながっているということです。
ですから、私たちが健康を維持するためには、いかに血液をきれいにし、流れをよくするかということに問題が絞られてきます。
ただこう言うと、血液(肉体的なもの)が主で、心は従なのかという印象がありますが、そういうことではないと思います。仏教の言葉には、色心不二という言葉があるそうです。色とは物質ということで、この場合は肉体です。不二とは切っても切り離せない、ちょうど紙の裏表のような関係であるということです。肉体と心は切っても切り離せない相関関係にあるということすが、しかし、主従の関係でいえば、肉体よりもむしろ心が主であるということです。
確かに、健康には、食事が大事です。が、その正しい食生活
を送るには、心によるコントロールが必要になってきます。心の変化がないのに、食生活や生活習慣の変化もあり得ません。そういう意味では、心の持ち方がやはり非常に大切です。
とはいえ、心の問題を論じるのは、いろいろと難しい面がありますし、なかなか目には見えにくいものです。ですから、このホームページ上では、全体的には、目に見える万病一元の血液に比重を置いたページの構成になっています。
では、次に、どうすれば、血液をきれいにし、健康を保っていけるのか、具体的に見ていきます。
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