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病院での治療について、以前、両国エコロビルの中にある天心クリニックの院長、井奥先生が話しておられたことが印象的だったので書いてみます。
井奥先生は、もともとは、とある病院の外科医をされていらっしゃいました。しかし、現在の病院でなされている対症療法中心の治療に疑問を持たれ、本当に人間の健康に有意義な医療というのはどういうものかと模索されたそうです。そして、現在は「食事の診断」、サプリメントやホメオパシーなど自然療法を中心とした治療を施している医療天心クリニックにこられたのだそうです。
その井奥先生が、現在の医療の問題点を指摘されて、右上のような数字を見せてお話しされていました。
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医師数 |
ガン死亡者数 |
| 1970年 |
119,977人 |
118,990人 |
| 1986年 |
191,346人 |
191,645人 |
| 1996年 |
約230,000人 |
約270,000人 |
これは、日本における、過去25年間の医師数と、ガンによる死亡者数の推移を表したものです。
この25年間で医師数は2倍となり、また医療技術も格段に進歩したはずです。ところが、それとは裏腹にガンによる死亡者数は年々増え続け、現在もその勢いは止まる様子はありません。年齢別に見ても、以前は年輩の方が、ガンの発症率も死亡率も高かったのが、現在は小児ガン等も増え、どの年齢でもガンの発症率、死亡率が上がっているとのことです。
これらの事実から伺えるのは、現在の医療技術は、事故や発作等の突発的、急性的な疾患には、有用高度な救急救命処置術となっているものの、心臓病、腎臓病、ガンなどの慢性疾患にはあまり効力を発揮していないということでしょう。
しかし、考えてみれば、これは当然なことといえると思います。慢性疾患は、生活習慣病(食生活習慣病)と言われるように、普段の問題のある食生活等が積もりに積もって引き起こされるものです。
その原因である食生活を改善し、正しい栄養学の指導をしないで、ただ、お薬を飲んでいても慢性疾患を防ぐことも治すこともできないでしょう。
この30年間で日本人の食生活は大きく変化しました。その変化に伴って、日本人がかかる病気の種類も変わってきているということに目を向けなければならないと思います。
古き良き日本人の食生活を見直して、病気の予防に心がけることが大事だと思います。
これからの医療は、病気になってから治すものではなく、病気になることを未然に防ぐ予防医学だとの井奥先生の言葉が印象的でした。
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